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【TOKYOの時代】(2)AV界の風雲児が挑戦する農業ビジネス (4/5ページ)

2007.12.28 06:20
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自ら栽培した、新品種の赤ダイコン「紅化粧」を手に笑顔のがなり社長(東京都国立市)自ら栽培した、新品種の赤ダイコン「紅化粧」を手に笑顔のがなり社長(東京都国立市)

 同社は今年、農業で起業を目指す若者を対象としたセミナーを都内で3回開催。来春からは農業経営者の育成スクールを開校予定だ。さらに、高付加価値野菜の生産者・シェフ・食に意識の高い消費者をつなぐ「恵比寿ファーマーズマーケット」を来年3月をめどに開催する。

 目指すのは「希少野菜を高く売るためのマッチングの場。野菜プレゼンや料理の試食も行い、スタッフにはデザイン性の高いユニホームをそろえるなど、新しい農業の世界観を提示するもの」だという。

 一方、農業分野の雇用創出に取り組むのは、人材派遣大手のパソナ。「東京のど真ん中のビル地下に稲作施設を作った」と05年のオープン時に話題になった都市型就農支援施設「PASONA O2(オーツー)」は、「アグリデザインコンテスト」表彰式の会場にもなった。

 「O2は農業に興味ある人の“窓口”」(広報室の藤巻智志さん)。展示も充実し、農業研修など就農情報の発信拠点になっている。今年は、農業経営者の育成をめざす半年間の「Agri−MBA農業ビジネススクール“農援隊”」も開講。

 「団塊世代が多いと予想していたが、参加者55人の大半が20〜30代のサラリーマンだった」。同講座は来年も開講予定で、人材受け入れ先となる自治体との交流も行いつつ農業人材の流動化を進めていく方針だ。

 農業は未経験でも、国立ファームの高橋社長のように、他業界で学んだスキルやビジネス感覚を生かし、新発想で取り組める人こそ業界を変える“新しい血”となりえる。多様な人の集まる東京は、人材の宝庫だ。

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自ら栽培した、新品種の赤ダイコン「紅化粧」を手に笑顔のがなり社長(東京都国立市)
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