タンザニア南部のキルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの2つの島が、「世界一美しい交易都市」といわれたのは13世紀から16世紀にかけてのことだ。金や真珠、香水、陶磁器などが取引され、大いに繁栄した。キルワ・キシワニではいま、フスニ・クブワ宮殿、ゲレザ要塞(ようさい)などの遺跡群が残る。2つの島は1981年に世界遺産に登録された。しかし、海水の浸食や風化などへの対応措置がないことから2004年、危機遺産に指定された。