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茨城、ガソリンなぜ安い 地形が要因?業者悲鳴
レギュラーガソリンの全国平均小売価格が最高値を更新する中、茨城県内の小売価格は8−11月にかけ4カ月連続で全国最安値を記録している。
平らな地形が全国2位の道路総延長につながり、スタンドが乱立、激しい価格競争を生み出していると指摘する専門家も。1円でも安く給油したいドライバーは恩恵を受けているが、小売業者は悲鳴を上げている。
「レギュラー145円」。水戸市内の国道50号沿いではわずか2キロの間に6軒のスタンドが並び、看板で安値をアピールしている。石油情報センターが5日に発表した週次調査によると、茨城県の平均販売価格は152・3円と、最も高い長崎県とは7・1円の差があった。
同センターの大橋益男調査役は「茨城は地形が平らで道路網が発達している。山の中の一軒家のようなスタンドが少なく、幹線道路に集中していて競争が激しいのではないか」と分析する。
茨城県の総面積は全国24位だが、道路の総延長距離は2位。さらに全国石油商業組合連合会によると、スタンド数は1751軒と、北海道、愛知、千葉、東京に次ぎ全国5位の多さだ。
大宮ナンバーの乗用車で水戸市のスタンドに来ていた男性会社員(39)は「埼玉の実家によく帰るが、都心付近はガソリンが高い。いま住んでいる茨城でガソリンを入れるようにしている」と話した。
一方、県内に10軒以上のスタンドを展開する地元企業の社長は「大手卸会社直営の販売店が進出したため、ウチは洗車や灯油の配達をやめて経費を削減した。値段で勝負しているが苦しい」と競争のつらさを語った。
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