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琵琶湖で魚が大量死 10月の湖底の酸素濃度は過去最低 関連調査へ

2007.12.7 20:50
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 滋賀県の琵琶湖環境科学研究センターが今月実施した琵琶湖の湖底調査で、魚類やエビの死骸(しがい)が多数発見されていたことが7日、分かった。詳しい死因は不明だが、10月の調査で湖底の酸素濃度が過去最低となっていることが判明しており、センターは「関連性も含め今後の調査が必要」としている。

 センターの潜水ロボット「淡探」を使った調査は、北湖の湖底(水深約90メートル)を一定間隔で撮影。今月3〜6日の4日間実施され、約1900枚の画像を記録。その結果、琵琶湖固有種のイサザと思われる魚の死骸42匹が確認されたほか、エビの死骸も高い確率で発見された。淡探による湖底調査は平成13年から行われているが、これまで魚の死骸が発見されたことはなかったという。

 琵琶湖では昨冬が暖冬だったことなどから「湖の深呼吸」と呼ばれる全循環が起こらず、湖底の酸素濃度が低下していることが指摘されている。今回の調査で観測した酸素濃度も1リットルあたり0・6ミリグラムと低い値で、生物が生息できる環境ではないという。

 センターは「低酸素化が今回の事態に直結しているとは断言できないが、異常事態であることには変わりない」として、調査結果の分析を急ぐことにしている。

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