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アスベスト被害、新たに500超の事業所で 支援団体が分析
アスベスト(石綿)の健康被害で、患者らの支援団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京)は3日、平成17、18両年度に、少なくとも全国の522事業所(建設業を除く)で労災認定者が新たに出ていたとの分析結果を発表した。
厚生労働省は17年7月と8月、16年度以前に労災認定者があった計415の事業所名(建設業を除く)を公表。その後は全体の認定数など以外は明らかにしていない。認定者が新たに出た事業所が多数に上ることが判明したことで、厚労省に事業所名の開示を求める声が高まりそうだ。
同センターは、今年4月、各都道府県労働局に石綿労災に関する情報公開を請求。事業所名は非公開だったが、労基署単位で開示されたデータを分析した。
その結果、2年間にアスベストで認定された3365件のうち、建設業以外の1965件は少なくとも726の事業所で起きていたことが判明。17年に公表された事業所名の資料と照合し、新たに認定者が出た事業所が、少なくとも522に上ることが分かったという。
これまで発生が確認されていなかった業種も含まれており、同センターは事業所を特定するため、情報提供を呼び掛けている。問い合わせなどは同センター、フリーダイヤル0120・631202。