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在来種カエルの感染死確認 ツボカビで麻布大が実験
このニュースのトピックス:動物園・水族館
両生類を高率で死なせるカエルツボカビは、ヌマガエルなど日本の在来カエルの一部に感染、発症して死なせることを、麻布大(神奈川県)などの研究グループが10日までの実験で初めて確認した。
同大の松井久実講師は、在来カエル23種、約200匹を、感染したカエルを飼っていた水にさらすなどして飼育、観察したところ計17匹が死に、うちヌマガエル3匹、コガタハナサキガエル1匹が、皮膚の病変などからツボカビ症と確認された。
感染した野生や飼育下の両生類から遺伝子を採取し、国立環境研究所(茨城県)で調べたところ、ツボカビはAからEまでの5つのタイプに分けられることが判明。
実験に用いたのは、近年、海外から入ったことが分かっているAタイプで、麻布大の宇根有美准教授(獣医学)は「国内ではあまり見つかっていないが、外国で大きな被害を与えたタイプのツボカビが、在来種に毒性を持つことがはっきりした」と話している。
5タイプ中では、Dタイプが野外で広範囲にみられるなど最も多く、毒性が強いとみられるAタイプは、野外では沖縄県で2個体が確認されただけ。Bタイプは動物園のオオサンショウウオでしかみられないなど、種によって感染するカビのタイプに違いがあることが分かった。