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家庭でできる節水術 炊事の水量ポイント (2/2ページ)
◆意識の違い
P&Gが9月にインターネット上で、小学生の子供を持つ母親310人に聞いた節水に対する意識調査では、93%が「非常に意識している」「まあ意識している」と回答、強い関心を持っていることがうかがえる。一方、子供の節水意識は計47.4%にとどまり、母親の意識が、ほかの家族に共有されていない現状がかいま見える。
また、母親自身も、節水に関心はあっても具体的にどの場面でよく使っているかは把握していないようだ。家庭内で使用する水の量を多い順に答えてもらったところ、最も多かったのが、風呂→洗濯→炊事の順となり、実態とかけ離れていた。
東京都水道局の調査では、使用割合は、風呂(28%)→トイレ(24%)→炊事(23%)→洗濯(17%)→その他(8%)の順(平成14年調査)で、炊事使用量が洗濯より多い。
P&G広報は「洗濯の方が目に見える水量が多いため、炊事よりも『水を使っている』と感じるようです。炊事での水の使い方を気にかけることで、さらなる節水は可能」と指摘する。
◆お手軽グッズ
節水グッズ利用も効果的。お風呂の残り湯を洗濯に利用するポンプや節水シャワーヘッド、水道局が配る節水コマなどは、手軽に取り付けられる。
リフォームなどの際、最新の節水器具を選ぶのもいい。INAXの新型トイレ「ECO6」は、従来型より高所から水を落とすことで「大」の流水量を13リットルから6リットルに減らした。TOTOの新型トイレも、タンクと水道圧を使用して「大」で5.5リットルしか使わない。同社の試算で、東京都内の4人家族の水道代は、2万119円から7061円と65%も減る。
少人数世帯に好評なのがINAXの「シャワー・ド・バス」。10カ所のノズルから微細なシャワーを噴射して体全体を温める。5分間の使用で、湯船に8分つかるのと同じ体温上昇効果があり、浴槽浴の4分の1程度を節水できる。同社広報の伊藤弓子さんは「少し前まで節水=水道代の節約と説明していましたが、最近は地球環境の観点から節水に共感される方が増えた」と話している。

