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建築廃材原料のバイオ燃料 大阪で販売開始
このニュースのトピックス:自動車産業
建築廃材の木材を発酵させるなどして作るバイオ燃料「E3」の販売が9日、大阪府の堺市と大東市のガソリンスタンド計2カ所で始まった。木材原料のバイオ燃料が商業利用されるのは世界初。当面は地元企業や自治体の公用車など約100台に供給、スタンドの数も順次増やし、平成20年度以降は一般販売も検討している。
ガソリン消費量を減らし、地球温暖化を防止するのが狙い。環境省から委託を受け、バイオ燃料実用化の実証実験に取り組んでいる府が、事業者側に協力を呼びかけた。府は今後、利用者にアンケートを行うなどして走行時の課題などを調べる。
販売を始めたE3は、建築廃材を発酵させた後、純度を高めたバイオエタノールを3%の比率でガソリンに混ぜて製造。トウモロコシやサトウキビなどの農作物を使う場合と比べ、食糧を減らさずにすむ利点がある。
堺市北区百舌鳥(もず)陵南町のガソリンスタンド「シマダ1号線SS」では、レギュラーガソリンと同価格の1リットル146円で販売。「ストップ地球温暖化!」と書いたのぼり15本を立てて他の利用客にもアピールした。
社用車の給油に訪れたダイキン工業社員の屋地元直樹さん(26)は「E3を使うことで会社として二酸化炭素の排出量削減に貢献したい」。同スタンドの沢田新吾所長(33)は「今後利用が広がることを見越して、販売方法も工夫したい」と話した。
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