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【主張】国旗・国歌 新政権も「尊重」は当然だ
鳩山由紀夫首相は国会質疑で国旗・国歌について「国民にとって大変大事なものだ」と述べ、学校での指導を従来通り進める考えを示した。当然の見解である。
民主党政権では支持母体の日本教職員組合(日教組)寄りの教育政策が目立っている。これに対し、衆院予算委員会で自民党の下村博文氏が政治的中立性をただしたものだ。
鳩山首相は、愛国心や公共心育成などが盛り込まれた改正教育基本法について「尊重するのは当然のことだ」とし、学校での国旗掲揚、国歌斉唱について「必要なときに指導していく」と述べた。
また川端達夫文部科学相も「国旗・国歌の意義をしっかり教え、音楽では歌えるよう指導する」と明言した。答弁通り適切に行ってもらいたい。
学校現場では国旗・国歌の指導を「強制」などとして反発する政治的な動きが依然としてある。
天皇陛下ご即位20年の記念式典が行われる今月12日には官公庁などのほか、学校で国旗掲揚する閣議決定がされている。
卒業式・入学式を含め、こうした限られた機会でさえ反対する動きがある。民主党政権となり、一部組合員などが反対を強めることが予想されるが、国旗・国歌に敬意を払うことは決して押しつけなどでなく、国際的な常識だ。
道徳教育で文科省は小中学生の副教材「心のノート」の全員配布をやめる方針だ。新しい学習指導要領は改正教育基本法を踏まえ、道徳教育充実が盛り込まれた。これに逆行するような施策は首相答弁に反するのではないか。
民主党は改正教育基本法の対案の「日本国教育基本法案」で、愛国心や宗教的情操教育について現行法より率直な言葉で踏み込んでいた。そうした公徳心を養う教育こそ実践してもらいたい。
今年の夏には、民主党が鹿児島県霧島市の集会で2枚の国旗を切り張りして作った民主党の旗を掲げて問題になった。当時、民主党代表だった鳩山首相は「それは国旗でなく、われわれの神聖なマークなのできちんと作られなければいけない」と述べた。こうした国旗より党旗を重視するかのような考え方も改めてほしい。
民主党は国旗国歌法(平成11年)に反対した議員も多く、これまでの党大会で国旗が掲げられなかったが、これからは与党として堂々と国旗を掲げるべきだ。