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【教育】「親学」子育てヒント、園と信頼関係 モンスターペアレント撲滅効果も (1/3ページ)
「子供にすぐ怒鳴っていたが変わった」「自分の子と違うタイプの子と接し有意義」−。保育園などで保護者がわが子以外にも大勢の子供たちと触れ合う「一日保育士体験」で育児に対する視野が広がる効果が、「親学推進協会」(東京都千代田区、木村治美会長)の親学アドバイザーの実践活動で報告された。幼稚園・保育園の先生たちの苦労を知り、家庭のしつけを見直す機会にもなり、同協会理事長の高橋史朗・明星大教授は「親と学校の信頼関係が深まり、“モンスターペアレント”(問題親)がいなくなる効果もある」と話す。
親学推進協会は、若い親などに子育ての知恵や楽しさを知ってもらう「親学」を広げる活動の一環として、子育てなどを助言する親学アドバイザーの認定制度を平成20年から実施し、約500人がアドバイザーとして活動している。
協会は親学アドバイザーが幼稚園や保育園などで行った実践報告を冊子にまとめた。報告では、親学実践活動として保育園などで行った「一日保育士体験」で、親の子育てに対する意識が変わったという声が目立つ。
ある保育園ではクラスごとに毎日1人ずつ保護者が持ち回りで、朝7時半から夕方まで担任の保育士とともに保育を体験する。
体験を通し、自分の子の園での様子を含め、多くの子供たちと接し、保育士と話す時間もある。
参加者へのアンケートでは「子供にすぐ怒鳴ったりしていたが、ねばり強く言葉で伝えようとするなど、よい方向へ変わった」「普段、自分の子に注意するとき大声だったが、先生が落ち着いた声で話しているのを聞き、私もと思った」「保育士が『遅い』といった否定的な言葉を使わないで『静かにしようね』『きちんとできた子は誰かな』と前向きな声をかける。ぜひ見習いたい」など、子供への接し方を見直す機会になったとの声が多い。

