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【大人のなり方】人事評価の考え方 社員への期待示すもの

2009.1.6 07:26
イラスト・かけひろみイラスト・かけひろみ

 ある程度の規模の会社に勤めていると、人事評価というものがある。かつては人事考課ということも多かったが、要するに勤務評定である。

 具体的に考えよう。次の場合、どちらが高い評価を得られるだろうか。

 (1)与えられた仕事を一生懸命にやっている

 (2)仕事の改善について、進言したり、提案をしたりすることが多い

 入社1年程度の場合、まず(1)が大事だ、と答える人が多いと思う。しかし、必ずしもこれは正しくない。(2)の要素も同時に評価されるからだ。

 多くの会社では、仕事ぶりを「成績」「能力」「態度」の3つの面で評価する。このうち、勤務経験の少ない若手層については態度面を重視することが一般的だろう。

 では、態度面はどう評価されるのか。会社によって多少の違いはあるが、まずは遅刻や欠勤がなく、職場規律を守っているかどうかだ。「規律性」の評価である。次が、職場の仲間とよく協力して仕事をしているかどうか。「協調性」についてである。

 さらに、仕事に取り組む態度について、(1)のような行動は「責任性」という評価要素になる。その上で、(2)のような、チャレンジする姿勢が期待される。「積極性」という部分だ。

 人事評価は会社の社員に対する期待を示すもの。評価表にある評価要素は、その内容を具体化したものだ。評価要素の本質をつかめば、どのような行動が求められているかがわかる。

 最近は自己評価を行う会社も多い。これは自己をアピールする機会にもなる。(日本監督士協会常任理事 佐藤方俊)

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