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「お茶」 インフルエンザを予防 効果的な「うがい」 化粧水や風呂にも◎ (1/3ページ)

2008.11.14 08:31
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研究室で緑茶の成分分析を大学院1年の谷崎亜寿香さんに指導する大森正司教授=東京・三番町の大妻女子大研究室で緑茶の成分分析を大学院1年の谷崎亜寿香さんに指導する大森正司教授=東京・三番町の大妻女子大

 冬到来で心配なインフルエンザ感染。抗ウイルス作用もあるカテキンを多く含むお茶でうがいをすれば、予防効果があるという。さらに、お茶化粧水やお茶風呂は肌を乾燥などから守る。おかかなどとあえればおかずの1品になり、虫歯や口臭の予防にも。いずれも1煎(せん)目をおいしく飲んだ後の茶がらを再利用。イライラ解消効果もあるなど、改めてお茶に注目したい季節になった。(八並朋昌)

 ≪吸着性と抗酸化≫

 「カテキンは植物ポリフェノールを代表するフラボノイドの一種。渋味として主に茶葉に含まれ、日本の茶葉で13〜15%、インド・アッサム種の2巡目に摘んだ2番茶で15〜25%に上る」

 大妻女子大の第3食品学研究室、大森正司教授(66)は「カテキンの2大特性は吸着性と抗酸化作用」と説明する。大森教授はお茶の研究で知られ、『飲むだけじゃもったいないお茶クッキング』などの著書がある。

 吸着性は「さまざまな細菌やウイルスにくっついて死滅させたり感染を防いだりし、解毒作用もある。におい物質にもくっついて揮発させなくするので、口臭や体臭の防止効果もあるんです」。ニンニクを食べて水と緑茶でうがいをする実験では「緑茶の方が確実ににおいが薄まる」という。

 抗酸化作用は「発がん性や動脈硬化などが指摘される過酸化脂質を生成する活性酸素を除去する」。また、「脂肪分は胆汁で乳化され消化しやすくなるが、カテキンはこの乳化物を腸で再び水と油に分離するので、中性脂肪の消化も抑制できる」。脂肪分を多く与えたマウスに水と緑茶を飲ませる実験では、緑茶を飲んだマウスの糞(ふん)に大量の脂肪分が含まれるという。

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研究室で緑茶の成分分析を大学院1年の谷崎亜寿香さんに指導する大森正司教授=東京・三番町の大妻女子大
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