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私は「わたし」でもOK 文化審議会が了承

2008.10.21 22:38
このニュースのトピックス言語・語学

 「私」は「わたし」とも読んでもいいです−。社会生活でよく使われる漢字の目安である「常用漢字表」(1945字)の見直し作業を進めている文化審議会の漢字小委員会は21日、常用漢字の「私」の訓読みについて、新たに「わたし」という読み方を追加することを了承した。

 現行では「私」の訓は「わたくし」しかなかった。同小委は「わたし」が一般的に使用されていることから、常用漢字への追加を検討。2つの読み方について、入れ替えるか、併記するかを議論してきたが、「わたくし」には「公」に対する「私」という意味があるとして、併記することで決着した。

 常用漢字では計34字で音訓を追加。主なものでは、「混」の訓読みとして「こむ」を追加。現行では「込む」しかないため、人が多く集まっている場所を「人込み」としか書けなかったが、「人混み」と表記できるようになる。

 今後は「混む」が優先され、「人込み」は「込」の欄からは削除されるが、これまで使用されてきた経緯もあり、「混」の欄で注記される。「要」の訓には「かなめ」を追加する。

 また、常用漢字への追加候補の暫定案(191字)についても「拳(こぶし)」や「塞(ふさ)がる」「憚(はばか)る」「餅(ヘイ)」など、7つの漢字で音訓が追加される。

 一方、現行の常用漢字である「疲(つか)らす」は使用頻度が低いことから削除されることになった。同小委では漢字の字体なども検討した上で、来年2月ごろには新常用漢字の試案を作成する。

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