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【NIEと子供たち】感動ドラマを教材に
このニュースのトピックス:北京パラリンピック
「先生、成田さん残念だったね…」。北京パラリンピックの競泳種目に出場した成田真由美さんのことです。
4月の始業式以来、校長は子供たちに「チャレンジ」をテーマに話をしています。
私は、この「チャレンジ」を道徳の授業で指導しようと思いました。毒入りギョーザ事件、秋葉原殺傷事件など、子供たちの目にはふれさせたくないような記事が新聞の一面に並びましたが、こんな時こそ、明るい記事を授業で使いたいと思っていました。
成田さんは幼少時代に体に障害を持ち、挫折を味わいました。そこから努力を重ね、前回のアテネでは7個の金メダルを獲得しました。しかし成田さんはアテネパラリンピック出場後、新たな障害を持ってしまったのでした。
その時、彼女は次にどうしようとしたか。子供たちからは、スポーツから離れて「大学にいった」「弁護士を目指した」などという意見が出されました。
そこで提示したのが成田さんの「北京パラリンピック出場決定」という新聞記事です。子供たちはとても驚き、夢をあきらめず「チャレンジ」することの素晴らしさに気づくことができました。
新聞にはさまざまなドラマが書かれています。そのドラマに子供とともに感動し、かつ子供たちが社会の出来事や人間の生き方に関心を持ったことに深く喜びを感じています。(東京都北区立王子第3小6年担任教諭・西野厚)