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【見つけた! みんなが輝く教育】トレーニングでワーキングメモリ向上 (1/2ページ)

2008.10.7 08:24
このニュースのトピックス言語・語学

 スウェーデン・カロリンスカ大学の認知神経科学教授、トーケル・クリングバーグ博士によればワーキングメモリに課題を抱える人は人口比で10〜15%を占めるそうです。

 子供のワーキングメモリ機能に支障があると、黒板を見ても覚えられないのでノートに書き写せない、指示を聞いても覚えられず動けない、問題文を読んでも解答を読むころには書かれていた内容を忘れてしまう、友達同士の約束を忘れてしまうので関係が悪くなる…。つまり、学校生活全般にとても大きな影響が出てしまうのです。

 これまで、ワーキングメモリの容量は生まれつき決まっていると考えられていました。ところが、同博士らのグループが、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の子供・成人、脳卒中を経験した人たちに1日30〜40分、週5日、計5週間、コンピューターの画面上にランダムに出てくる数や画像データ、言語などを覚えるトレーニングを受けさせた結果、トレーニング直後で80%、5カ月後には82%、1年後には79%の被験者のワーキングメモリが改善され、その状態が維持、または向上していました。ちなみに、ワーキングメモリに課題のない子供・成人にも同様の効果があると科学的に証明されています(同プログラムはスタンフォード大学など第三者による検証研究も実施中)。

 現在、すべての子供たちのワーキングメモリ向上のために、スウェーデン国内焼く5000校のうち1100の公立小中学校で実施されているほか、職業訓練校でも活用。刑務所でも出所後の就労安定のために効果があるだろうと導入を検討中だとか。

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