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「思いひとつにできる施設を」 河野衆院議長の式辞要旨
河野洋平衆院議長の追悼の辞要旨は次の通り。
300万余の犠牲の一人一人が一家の大黒柱であり、あるいは前途に夢を持ち、将来を嘱望された青年男女であったことを忘れてはならない。遺族の悲しみを思うとき、失ったものの大きさに胸ふさがれる。
非人道的な行為で人権を侵害され、心身に深い傷を負い、今もなお苦しんでいる方々に、あらためて心からのお見舞いの気持ちを申し上げる。
歴史的背景を持つ未解決問題がとげとなり、わが国と近隣諸国との間でいまだに摩擦が起きている現状をふまえると、特定の宗教によらない、すべての人が思いをひとつにして追悼できる施設の設置について政府が真剣に検討する必要があると考える。
私は、戦争の放棄を宣言する日本国憲法の理念を胸に、戦争のない世界、核兵器のない世界が実現されるよう微力を尽くす。