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【公教育を問う 第5部・5】ネット世代 育たぬ「言葉」への感性 (1/3ページ)

2008.7.4 01:31
このニュースのトピックス言語・語学
メール交換などで携帯電話は手放せない。ネット世代の国語力の懸念もメール交換などで携帯電話は手放せない。ネット世代の国語力の懸念も

 「私は部活を頑張った」。大学の推薦入試に向け高校生に志望書を書かせてみると、こんな表現が散見される。何の部活をどう頑張ったのか具体的な説明がない。

 大学受験予備校「早稲田塾」で小論文やAO・推薦入試の対策を指導している坂東太郎講師(45)は「伝え手には常識でも読み手が知らないことがあることを理解していない。携帯メールが中心の生活で、生活基盤が同じ世代同士でしかコミュニケーションしないからではないか」と推測する。

 坂東氏によると「陰謀説」といった不確かな情報を真に受ける高校生が増えているという。情報源を尋ねると、決まって「インターネット」と答える。坂東氏は「ネットの進展で、いい加減な情報の比重が相対的に増えてきている。欲しい情報だけをかき集めるだけでは、多角的で良質な文章を読みこなせなくなるのではないか」と懸念する。

 学習内容が大幅に削減された教育課程で学ぶ「ゆとり世代」は、IT環境が急速に進んだ「ネット世代」でもある。

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メール交換などで携帯電話は手放せない。ネット世代の国語力の懸念も

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