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【公教育を問う】第5部(4)古典・幼少期から親しみ重要 (2/3ページ)
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漢字や古典を重視する同様の教育は、千葉県我孫子市の私立「布佐台幼稚園」でも取り入れられている。
「牛若丸は、ひらりと橋の欄干に飛び乗ります。『えいっ!』…」。5歳の園児らは、昔話の『牛若丸』を指で文字をなぞりながら口ずさむ。平仮名だらけの市販の絵本とは違い、漢字仮名交じり文だ。
両園では、漢字教育を実践した故・石井勲氏が設立した「石井式国語教育研究会」(東京都渋谷区)の教育システムを導入。「読み先習」を重視した漢字教育を行っている。
漢字カードを使い、クイズを出すゲームも採用。昔話、古典、良質な詩の復唱やカード遊びの繰り返しで、自然に漢字を身に付けさせている。
国立教育政策研究所が平成18年に公表した調査で、漢字の読み書きは、小学生で日常や学校生活で使う頻度が多い漢字の正答率は高いものの、「子孫」を「こまご」と誤答するなど、苦手な漢字がある実態が分かった。また学年が進むにつれ「漢字の勉強が好き」と答える割合が減少した。
布佐台幼稚園に次男(6)が通う母親の杉田巳樹子さん(39)は、「私が知らない言葉を覚えて意味を聞いてくるので、必死で調べている。入園するまでは読書好きではなかったが変わった。刺激になっているようだ」と話す。

