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君も宇宙飛行士だ 体験施設やイベント人気 (1/2ページ)
スペースシャトルに搭乗した6人目の日本人宇宙飛行士、星出彰彦さん(39)が、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に船内実験室を取り付け、15日、地球に帰ってきた。また一歩、身近になった宇宙。その宇宙空間を疑似体験できる科学館などの施設やイベントが、“将来の宇宙飛行士”を夢見る子供たちの人気を集めている。(村島有紀)
「うわっ、おもしろーい!!」
東京都西東京市の多摩六都科学館。空気圧縮を利用して、地球の6分の1という月面と同じ重力を疑似体験できる「ムーンウォーカー」の前には、理科の授業で訪れた都内の小学4年生が列をなしていた。床を軽くけるだけで飛び上がる「月面ジャンプ」の感覚を味わえるのだ。引率の女性校長は「子供たちの関心はすごく高い。高学年になると『きぼう』のニュースなどを見て、自分でリポートを書いたり、発表したりする子供もいます」と話す。
科学館では6年前の改装を機に体験型の展示に力を入れており、「きぼう」と同じ大きさの展示ルームやスペースシャトルの模型、ロボットアームで部品を運ぶゲームなどがある。
管理運営課長の神田正彦さんは「飛行機のパイロットになる感覚で宇宙飛行士になれる時代がもうすぐきます。今の子供たちが大人になる20年後、30年後が楽しみです」と話す。
月面ジャンプは、神戸市立青少年科学館でも体感できる。ここの設備は、ロープで体をつり下げながらの体験で、体重30〜100キロの人なら利用できる。小学校高学年や中学生に人気で、体験後に普通にジャンプをした子供からは「身体が重い」といった感想が寄せられるという。
また、福岡県青少年科学館(同県久留米市)には、宇宙飛行士のバランス感覚を養う訓練に似せた平衡感覚を試すゲームや、ジャンプをした際の滞空時間を計測するゲームなど、身体能力を知ることができるさまざまな体験設備がある。
一方、より本格的に宇宙体験がしたいという高校生には、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA、東京都調布市)が行うサイエンスキャンプが好評だ。今夏は7月30日から2泊3日で開催(締め切り今月25日、作文選考あり)。日本人宇宙飛行士が地上訓練を行った実際の施設での船外活動や閉鎖空間での共同作業の訓練などを疑似体験できる。

