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【見つけた! みんなが輝く教育】本人の努力不足が悪いわけではない (1/2ページ)

2008.5.20 08:05
このニュースのトピックスいじめ問題

 「もう学校になんか二度と期待しない」

 東京都の公立中学に通うシンゴはそう言うと、ぷいと横を向いてしまいました。現在3年生。将来はゲーム開発の仕事をしたいと考えていたのですが、「将来の夢なんて意味ない」とつぶやきます。

 シンゴは小学校入学時から「問題行動が多い」と注意されてきました。授業中に立ち歩く、衝動的で乱暴、時間を守らない、気に入らないとすぐに怒る、忘れ物が多い…。

 4年生のとき、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されましたが、当時はまだADHDがそれほど知られていませんでした。担任は「障害だからしようがない」とクラス全員の前で言い、シンゴが何をしても無視するように指示。シンゴによれば「先生の言葉がゴーサイン」となって、いじめがスタートし、5年生の3学期から完全に不登校になったのでした。

 「ADHD=障害=行動上の問題を起こしてもしようがない」。この認識は誤りです。本人が自分の認知特性を知り、苦手な面が出たときに自分でコントロールできるようになる。ADHDの子供たちにとって必要なのはこういったスキルを学ぶことです。

 シンゴの母親はADHDに理解のある自治体を求め、中学で都内に引っ越しました。「でも、校長らにとってはこの程度のADHDは特別支援教育の対象外。やればできるのだからもっと頑張れ、学校に期待しすぎ、と言われた」

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