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【教育】郷土愛持ち情報発信 奈良県立西の京高校・地域創生コース (2/2ページ)
このニュースのトピックス:学校教育
「古代仏教史」では薬師寺から僧侶が訪れ、概論や同寺の歴史などについて講義。同寺の法会(ほうえ)に参加したり、「春日若宮おん祭」を見学するなど校外学習が盛んなことも特徴的だ。
3月に本行が行われた東大寺二月堂修二会(しゅにえ)(お水取り)では、当時の1年生約40人が僧侶の参篭(さんろう)宿所や勤行を見学。生徒は奥深さなどに驚き、「人々に伝えたい」という意識を高めていたという。
2年生は地域が抱えるさまざまな課題について研究し、フォーラムで発表。3年生では対象を県全体の活性化などに拡大し、提言集にまとめる。池田教諭は「自分で考える習慣がつき、人前でプレゼンテーションできるようにもなる」と効果を語る。
過去には課題解決につながる大きな成果もあった。地元住民がバスの新路線開通を求める運動をしていたのに合わせ、2年生が住民アンケートを行ったり、熱心に住民の声を聞くなどして提言を発表。この活動が弾みとなり、新路線が開通した。
「生徒には郷土史学習を深め、地域づくりの中心になってもらいたい。地域とともに成長してほしい」と池田教諭。県立教育研究所教科指導部でも「地域活性化を目指す実践力を持つ人材を育てるなど、社会の変化に対応した特色と魅力ある学校づくりを推進している」と、同コースの取り組みを評価している。

