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【Re:社会部】サークル勧誘の本末転倒
このニュースのトピックス:大学教育
東京都杉並区永福の明治大学和泉キャンパスで4月3日、サークル勧誘のために正門前に並んでいた同大2年の男子学生(19)が倒れてきた門に挟まれ、足の骨を折るという事故が起きました。
その日は新入生を対象にしたガイダンスの予定日で、勧誘用のポスターの掲示場所を確保しようと早朝から在校生ら約300人が殺到。午前7時過ぎの開門と同時に学生が一斉になだれ込んだ勢いで、重さ約100キロのレール式の鉄製門扉が倒れたのでした。
その男子学生の他にけが人は出ませんでしたが、最前列にいたという別の男子学生(19)は「(開門のために守衛が来ると)後ろからすごい力で押され、地面に手をついた」。もっと多くのケガ人が出ていても不思議でない状況だったのです。
気になったのは、取材中に多くの学生が「以前から転んでケガをしている人はいた」と話していたことです。それでも「新入生の取り込みはサークルの存続にかかわるから」と毎年大勢の学生が“席取り”に奔走するそうです。大学側は今後、門前に規制ロープを張るなどの対策を視野に再発防止に努める予定ですが、危険を知りながら掲示場所の確保を優先することが“伝統化”しているとしたら…。それこそ本末“転倒”ではないでしょうか。(翔)