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小学算数に台形面積復活 文科省が新指導要領を一部前倒し (1/2ページ)
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文部科学省は24日、小中学校の新学習指導要領を、一部前倒し実施する移行措置案を発表した。理数教科を中心に行われ、小学算数で台形の面積、中学理科でイオンなどが復活した。これに伴い理数教科の授業時間が増え、小学校では各学年で週の授業時間数が1時間増加する。同省では、今年度中に必要な指導教材を用意する。
新要領は小学校で平成23年度、中学は24年度から全面実施する。前倒し指導することで、教える内容が学年によって抜け落ちることがないようにし、スムーズな導入を目指す。
移行措置は理数教科のほか体育、道徳、特別活動、総合的な学習の時間でも実施。小学校では社会の「47都道府県の名称と位置」などの指導開始も早める。新設する外国語活動の導入は学校判断に委ねる。
授業時数は、小学校では21年度から算数を週4〜5時間、理科を2・6〜3時間、体育を低学年で3時間に増やす一方、総合学習を減らして、授業時間を確保する。
中学では、21年度から1年の数学と3年の理科、22年度から3年の数学と2年の理科、23年度から3年の理科をそれぞれ4時間(現行はほとんどが3時間)に増やす。小学校と同様に総合学習や、選択科目を削減するため、総授業時間数は現行と変わらない。
同省では6月下旬以降、各地で説明会を開催する。
21年度に先行実施される主な内容は次の通り。
【算数・数学】3位数×2位数の乗法(小3)▽小数×整数の乗法、小数÷整数の除法(小4)▽台形の面積(小5)▽異分母分数の加法・減法(小6)
【理科】電磁石の強さ(小5)▽主な臓器の存在、火山や地震による土地の変化(小6)▽遺伝の規則性と遺伝子、イオン式、DNA、中性子(中3)−など。

