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「キモイ」「うざい」学校裏サイト、5割に誹謗中傷 文科省「深刻」 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:いじめ問題
今回の調査に会員限定の情報交換サイト「SNS」は含まれず、実際の総数はさらに膨らむ可能性があるが、サイトやスレッドは日々増減を続けており、実数は不透明だ。近年、急速に普及しているプロフ(自己紹介などを目的とした携帯電話用サイト)に利用者が流れている可能性もあるという。
群馬、静岡、兵庫3県の裏サイトの書き込み内容約2000件を分析したところ、「キモイ」「うざい」など特定個人を中傷する言葉が含まれていたのは50%。性器などわいせつな用語が確認できるのが37%、「死ね」「殺す」など暴力を誘発する言葉が含まれるのが27%あった。
この3県の中高生1522人に書面で活用方法などをアンケートしたところ、裏サイトを閲覧した経験がある生徒は23%だった。このうち、書き込んだことがあるのは14%で回答者全体の3%にとどまった。週に1回以上書き込むのは4割だった。閲覧の理由は「暇つぶし」が76%。積極的に情報交換する生徒は少なかった。検索サイトから興味本位にのぞいてみたものの、書き込まない受動的ユーザーが大半のようだ。
下田教授は「サイトの半数は正常なコミュニケーションがなされているが、残りは野放し状態で注意すべきだ。日常生活における言葉遣いは教諭や親が指導できるが、ネットの場合は口汚い言葉でも気付かない」と指摘。その上で、「行政の対策には限界がある。パソコンや携帯を買い与える親は、子供と使い方を話し合うなど責任を持って教育すべきだ」と指摘している。

