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街頭ラックに風俗求人誌、規制逃れで爆発増 女子高前にも (1/3ページ)
このニュースのトピックス:雇用・失業
性風俗店の求人フリーペーパーが、飲食店の店先や街頭に設置されたラックに置かれて不特定多数に配布されているとして、大阪市は今月中旬から、初めての実態調査に乗り出すことを決めた。設置場所は大阪市内だけで約1000カ所に上るとされ、同市は5月末をめどに結果をまとめ、今後の対策を講じる。
学校付近に設置されたラックも多く、風営法で規制されている性風俗店での年少者(18歳未満)雇用を助長する恐れもあり、大阪府警も街頭ラックの監視を強化していく方針。
大阪府迷惑防止条例では、求人募集を含む迷惑ビラを公共の場で配ることを禁じており、府警は「要請があれば、指導や取り締まりも行いたい」としている。
市こども青少年局などによると、性風俗店の求人に関するフリーペーパーは市内を中心に十数誌が発行され、ファッションヘルスやキャバクラなどの求人広告を掲載。ラック業者に段ごとの使用料を支払い、配送も委託している。設置場所は中小の飲食店や美容院、ビデオ店が中心という。
こうしたフリーペーパーの中には、グルメガイドや新作映画の紹介記事を載せるなど、一見すると一般のタウン情報誌のように見える媒体もあり、「風俗求人誌と気づかずに子供が家に持ち帰ってきた」「風俗の無料案内所と変わらない」などと、市に苦情が寄せられていた。
同局では、青少年健全育成の観点から「有害図書にあたる可能性もある」と判断。市内約3500人の青少年福祉委員に委託し、ラックが設置された場所や店舗名、求人誌の種類などの実態を調べる。
公道上に置かれたラックは無許可の屋外広告物とみなし、道路管理者と連携して撤去を進める考えで、店舗敷地内のラックについては「調査結果がまとまり次第、府警と連携して対策を検討したい」(同局)としている。