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【Re:社会部】鉄拳に心はあったか
このニュースのトピックス:大学教育
北京五輪野球日本代表の星野仙一監督らの恩師で、「御大」の愛称で親しまれた明大野球部の故・島岡吉郎監督は、希代の鬼監督として有名でした。
“鉄拳制裁”は日常。星野氏は試合で敗れた後、「野球の神様に謝れ」と、球場で土下座をさせられたことがあるともいいます。
そうした厳しさの一方、体の弱い選手にはひそかにノックの本数を減らしたり、選手の就職志望先に足を運んでいました。採用を頼み込んで、ときには土下座までしたといいます。
歯を食いしばってついてくる教え子に、愛情と誠意をもって尽くす姿。その指導は「人間野球」とも称されました。
今年に入り、その野球部を支え続けた明大応援団と、関西の名門立命大の応援団が、部内の暴力事件で解散になりました。
大学側が「部の暴力体質」を指摘したように、「蛮カラ」の応援団や、体育会の“鉄拳制裁”は今に始まった話ではないはず。ただ、島岡監督は教え子に慕われ続けた一方、明大応援団は自殺者を出しました。
明大の団員は「今までと同じことをやっただけ」と大学に説明しましたが、その「心」まで本当に同じなのでしょうか。
選手を殴りながら、自ら涙を流すこともあったという島岡監督。実は野球経験はなく、明大時代は応援団長でした。(国)