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【学力低下、学級崩壊、悩む先生… 真犯人はこいつだ】(107)
このニュースのトピックス:学校教育
■結果責任こそ大切
学校教育は「教えっぱなし」でも責任は問われない。社会科を70時間授業しましたと履修させればよいのだ。
それではあまりに無責任だということで新学習指導要領案に「習得させよ」と明記された。大きな前進だ。
ところが、早速、算数指導の大家が「習得させなくてもよい」と講演して歩いていることを前回紹介した。でも、きちんと理解している校長先生もいる。ある校長の便りを紹介する。
「向山先生が主張されていたことがやっと実現しました。私はかつて、向山先生からアカウンタビリティーを『説明責任』と受け止めてはいけない。『実行責任』『結果責任』の3つを含む概念としてとらえるべきだというお話をうかがいました。
口先の『説明』だけでなく『実行』と『結果』も責任を持つべきなのだという主張に目が開かれる思いがしました。
今回の学習指導要領は『履修』から『習得』への転換を文部科学省が明記したのだと受けとめました。
私は習得型の学校づくり、責任を持って教育に当たる学校づくりを目指して参ります」
教育はきれいな言葉で判断してはならない。事実を見て判断すべきだ。すぐできるのは子供の算数ノートを見ることだ。教科書のすべての問題がやってあれば立派な先生である。(TOSS(教育技術法則化運動)代表 向山洋一)