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難病の小6女児がネットで卒業式に参加
このニュースのトピックス:大学教育
重い心臓病で大阪大学医学部附属病院(大阪府吹田市)に長期入院している富山県出身の小学6年、山下真緒さん(12)の卒業式が18日、インターネットを利用したテレビ会議システムで故郷の小学校と病院を結んで行われた。1学年12人という小さな学校にいた真緒さんの「友達と一緒に卒業したい」という願いをかなえた。
真緒さんは、同県氷見市立宇波小5年のとき、重い心臓病にかかり昨年2月から阪大病院に入院。阪大病院の院内学級に転籍して、勉強を続けていた。
入院中も「富山の友達と一緒に卒業したい」と話していたという真緒さん。「卒業式」は、そんな願いを聞いた阪大病院の医師らが、3カ月がかりで準備を進めてきた。
阪大病院では以前から院内学級と、患者が在籍していた学校とをインターネットで結んで授業を行う計画を進めており、担当の楠木重範医師は「ただでさえつらい入院生活で友達と離ればなれになってしまった子供たちを、少しでも元気づけられれば」と話す。
この日は、院内学級と宇波小の体育館の双方でお互いの画像を中継。同小の小林悦郎校長が「山下真緒さん」と卒業証書の授与を呼びかけると、事前に阪大病院に届けられた卒業証書が院内学級の牧野修司校長から真緒さんに手渡された。
真緒さんは「みんなと一緒に卒業できてうれしい」と話し、笑顔を浮かべていた。


