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関関同立入試に異変 「水増し」解消で私立高低迷 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:受験情報
昨春、受験料負担を受けた16人の生徒が延べ88の学部・学科に合格していた大阪桐蔭高(大阪府大東市)は、今年度の関関同立合格者が14日現在で147人減った。「水増しが問題になって受験料負担の制度をなくしたところ、生徒が併願する大学数を減らした。従来なら5つくらい受験していた生徒も、3つくらいしか受けなくなった」と平岡伸一郎副校長。
しかし、合格者減少幅の大きい上位10校の中には、清風高(大阪市)など受験料の肩代わりを行っていなかった学校も含まれている。159人減となった清教学園高(同府河内長野市)の二木重行教諭は、「昨春に比べ卒業生が約90人少なかったことに加え、国立志望の生徒に初志貫徹させるため、あえて私学受験を勧めないようにしたことも影響したようだ」と分析、大学全入時代を見据えた学校としての受験指導戦略の変更も背景にあるとみられる。
一方、合格者数が増えた高校の上位10校では、私立はわずか2校にとどまり、公立校の躍進が目立った。
130人増となった大阪府立豊中高校(豊中市)の寺下公章・首席教諭は「上位層だけを伸ばそうというのではなく、補習などを通して中位、下位の生徒の学力アップを目指してきた結果だろう」と分析。しかし、「本校の生徒の多くは国立志望なので、関関同立の合格者増は目標ではない」と付け加えることを忘れず、ここからも受験生の国立志向の高まりがうかがえ、これも受験勢力図の“地殻変動”につながっているとみられる。
安田常務は「少子化によって統合や再編が取りざたされるようになった地方の公立高校が、受験指導に力を入れ始めたことも(合格者動向の変化の)背景として見逃せない」としている。
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