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【学力低下、学級崩壊、悩む先生… 真犯人はこいつだ】(105)達成感を大切に

2008.3.5 17:22
このニュースのトピックス学校教育

 小学校に入学するまでの幼児期、親に放っておかれた子供は学校で事件を次々に起こす。

 親が殴っても直らない。他の子に暴力をふるう。「どうしようもない」と大人が思うくらいひどい行動を取る。

 こういう子はもう駄目なのか。ひどい人生を送るのか。

 大丈夫だ。どんな子だって教育は可能である。もちろん、大変なことだが道はある。最も大切なのは、親が「6年間かけて、そのような子にしてしまった」と心から反省することだ。

 それまでのほったらかしをやめ、子供と触れ合う時間をいっぱいとることだ。

 そして、教師も親も次のような教育をすることが大切だ。

 「子供が『やったあ』と思える達成感、成功感、充実感を味わう体験をさせる」

 優れた教師は、跳び箱を跳べない子を、わずか5分で跳ばせてみせる。跳べた子も見ていた子も「私でもできる」と思うようになるからだ。

 勉強しない、乱暴な子を最初の算数の時間だけで変えた教師もいる。ノートに薄く赤鉛筆で答えを書き、なぞらせたのだ。1つ書くごとに丸をつけた。

 その子は、授業終了後、頭を深々と下げて「丸をいっぱいつけてくれてありがとうございました」と礼を言ったという。

 できない子をできるようにさせるのが優れた教育だ。

(TOSS(教育技術法則化運動)代表 向山洋一)

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