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【学力低下、学級崩壊、悩む先生… 真犯人はこいつだ】(103)
このニュースのトピックス:学校教育
■熱中経験が子供を救う
親がゆっくりやってみせて、励まし、褒めながら育てると子供は大切なことを学び取っていく。心が安定し、新しいことを学ぶことに強い関心を持つようになる。
言葉だけで教えたり、できないことをしかったりすると逆の現象が生じる。心は不安定になり、新しいことを嫌い、なげやりな態度を身につけてしまう。
朝食で座る位置、使う食器、食事の順番、片づけ、デザートの分配、すべて大切な学習である。幼児は「ものごとの秩序、順番、きまり」をまず学び、視野を広げていくのだ。
この教育は両親がすることになる。一生を貫く教育がここにある。家庭教育の要だ。
3歳までにこうした家庭教育をしていれば良い子に育つ。しかし、入学前までにもう1度チャンスはある、とモンテッソーリの研究者、相良敦子先生(エリザベト音楽大教授)はいう。
その時期に「大人の動作」「兄弟の動作」に強い関心を持つことがある。洗濯ものをたたむ、食卓の上を片づける、ひもを結ぶなどだ。子供によって違う。
強い関心を持った事象を3時間も4時間も熱心にやることがある。1回でも体験すると、3歳までに学びそこなったことを克服するのだ。そのためには親の温かい配慮が必要となる。
1年生プロブレムと呼ばれる走りまわる子は、家庭教育の欠落の中から生まれたのである。(TOSS(教育技術法則化運動)代表 向山洋一)
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