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「“異常趣味”大学」じゃない!! 近畿大が英語表記の変更検討 (1/2ページ)

2008.2.16 13:13
このニュースのトピックス言語・語学

 近畿大学が英語表記をこれまでの「Kinki University」から「Kindai University」へ変更することを検討し始めた。近畿が英語で風変わりや異常趣味を意味する“kinky(キンキー)”とほぼ同じ発音で、教員が海外で研究発表する際に笑いが漏れるなど大学の威厳が損なわれかねないためだ。しかし「異常趣味」と「大学」の組み合わせの面白さから、近大Tシャツが欲しいと海外から問い合わせがあるなど、思わぬニーズも浮上している。

 「友達に『Kinki Universityで働く』と伝えると『ナイスジョーク』と笑われた」というのは近大英語学習スペースのスタッフで、オーストラリア出身のマシュー・ソーントンさん(34)。

 また、海外のシンポジウムなどで研究発表や研究者と交流を行う教員らは、大学名を名乗ると笑いをこらえられたり、驚いた顔をされることが多々あるという。近大関係者によると、「呼び方で工夫しようと、近と畿の間に時間をあけて話しても、笑われてしまう」。

 英語の名称変更は、以前から意見としてはあがっていたが、国際化が進む今、真剣な議題になってきたという。

 しかし、「Kinki Univ」は意外な人気を呼んでいる。英語のつづりは違うものの、誤解して面白がる海外の若者から大学名入りTシャツが引っ張りだこなのだ。

 近大生から近大職員となったアテネ五輪競泳バタフライ200メートル銀メダリスト、山本貴司選手は、海外遠征で大学名入りTシャツを着ていると、外国人選手から交換してくれと毎回のように頼まれるという。

 また、左胸に「KINKI UNIVERSITY」と書かれたオリジナルTシャツを送ってほしい、と海外から近大にメールが寄せられることも。米人気歌手、ビヨンセのバックバンドでベースを担当している女性から「世界ツアーで近大Tシャツを着たいので送ってほしい」と問い合わせもあったという。

 近大関係者は「大阪の大学なので笑ってもらえるネタにはなるが、一瞬でもおかしな大学と思われるのはうれしくない」と話している。

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