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脱“ゆとり”で基礎基本重視 新学習指導要領案公表 (2/2ページ)

2008.2.15 17:23
このニュースのトピックス言語・語学

 新指導要領は(1)言語活動(2)理数教育(3)伝統・文化教育(4)道徳教育(5)体験活動(6)外国語教育−の充実を打ち出した。

 全国一斉学力テストやOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査(PISA)で不足が指摘された論理的な思考力や読解力育成のため、国語以外の教科でも言語能力の育成に努める。

 理数教育は算数・数学で複数学年で内容を重複させる反復指導や、実際の場面での活用方法を学ぶ「算数・数学的活動」を採用。理科では実験・観察を増やし、日常生活との関連を充実させる。

 道徳は教材を充実し、校内で道徳指導の中心となる「道徳教育推進教師」を新たに任命する。

 小学校5、6年生で始まる週1時間の外国語活動は、主に英語に関して言語や文化への理解を深め、コミュニケーション能力の素地を養う。あいさつや食事など特定の場面での決まった言い方も学ぶ。教科にはせず、数値評価は行わない。

 新指導要領は小中ともに21年度から前倒し(移行措置)される。理数教科は追加内容を一律指導するため、文科省では補充教材の整備や授業時数増加も検討中だ。その他の教科・領域は、(1)道徳、総合学習、特別活動は一律移行(2)社会は都道府県の名称など一部を一律指導(4)その他教科・領域は各校判断−とした。

 同時に幼稚園教育要領案も公表された。原案は1カ月間、一般から意見を募集した後、3月末に告示される。高校と特別支援学校の指導要領案は今夏にも公表される。

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