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脱“ゆとり”で基礎基本重視 新学習指導要領案公表 (1/2ページ)

2008.2.15 17:23
このニュースのトピックス言語・語学

 文部科学省は15日、30年ぶりに主要教科を中心に授業時数と指導内容を増加し、「ゆとり教育」を見直した新学習指導要領案を公表した。基礎・基本の習得を重視し、都道府県名(小学社会)、ひし形・台形の面積(小学算数)、イオン(中学理科)などを追加、復活させた。教科書改定を伴う完全実施は小学校で平成23年度、中学校で24年度からで、理数教科は来春から前倒しで実施される。道徳の教科化は見送られたが内容を充実させ、新教育基本法に対応し、公共の精神や伝統文化の尊重、体験活動なども盛り込まれた。

 小学校は国語、算数、理科、社会、体育、中学では主要5教科と体育の授業時数が増え、特に英語は全学年で週1時間増の週4時間になる。

 学習内容は、小学校国語で、浦島太郎などのおとぎ話、古文・漢文の音読などを取り入れた。

 小学校算数は、2けたと3けたの掛け算、アールなど面積の単位、円柱、角柱の体積、中学校数学で素数や球の表面積と体積などが復活した。

 小学校理科は月と太陽、燃焼の仕組みなど、中学校理科は水圧・浮力、日本の天気、力の合成などを復活。小学社会では都道府県の位置と名称、縄文時代などが取り入れられ、中学校社会では現代史を重視した。

 内容は増えたが、文科省では「授業時間ほどは増加していない」として数値的な言及は避けた。

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