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万能細胞の研究センターを設置 京都大
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京都大学の山中伸弥教授が世界で初めて作製に成功した「人工多能性幹細胞」(iPS細胞)の研究センターが22日、京大に設置された。センター長には山中教授が就任した。センターはiPS細胞の研究を推進する中核組織となり、山中教授がトップダウンで指揮。再生医療の実用化を目指す。
設置されたのは「iPS細胞研究センター」。第一線の若手研究者や山中教授が所属する京大再生医科学研究所のスタッフらに参画を求め、「オールジャパン」の研究組織を構築する。再生医療を基本にした臨床応用に向けた研究を実施し、iPS細胞を全国の研究機関に提供することなども検討する。
運営は山中教授が中心になって進める。山中教授の指示がトップダウンで研究者に伝わる仕組みも整える。
山中教授は昨年、ヒトの皮膚に万能性に関係する3個の遺伝子を導入して、世界で初めてiPS細胞をつくることに成功。胚性幹細胞(ES細胞)に比べて倫理的な問題が少なく、難病の治療などに大きな貢献ができると期待されている。
この日、記者会見した山中教授は「基礎から臨床応用まですべてをカバーし、世界に開かれた研究所を目指し、作成されたiPS細胞は内外の研究者が利用できるようにしたい」と話した。

