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心臓を丸ごと再生 ラットで成功、米チーム
死んだラットの心臓を型枠にして、別のラットの細胞を植え付けて拍動する心臓を丸ごと再生するのに米ミネソタ大の研究チームが成功、14日までに米医学誌ネイチャー・メディシン(電子版)に発表した。
皮膚や軟骨などの組織や、ぼうこうの再生はこれまでも行われているが、本格的な臓器再生につながる成果として注目を集めそうだ。
チームによると、取り出したラットの心臓を特殊な溶剤で処理して細胞を除去し、心室や心臓弁、冠状動脈といった三次元構造がそのまま残ったコラーゲンなどからなる細胞外基質の塊を作製。
この基質を型枠として、生まれたばかりのラットの心臓の細胞を注入して培養すると、心臓の細胞が増殖。4日後に心筋の収縮が起こり、8日後には全体が拍動し始め、血液を押し出す力は大人のラットの2%になった。
チームは、人間の心臓の大きさや形に近いブタの心臓でも細胞の除去に成功。骨髄から採取する幹細胞や、皮膚から得られる万能細胞を使えば、拒絶反応の起こりにくい移植用の心臓がつくれる可能性がある。
チームは「肺や肝臓、腎臓などほかの臓器でも同じ方法が使えそうだ」としている(共同)
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