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千葉のNPO法人がサポート校設立 ユニークな就業訓練も
非行少年の更生を支援している千葉市のNPO法人「ユース・サポート・センター友懇塾」(井内清満理事長)が4月から、通信制高校と提携するサポート校「千葉友懇学園」を開設する。学習支援のほか、静岡・伊豆半島での漁や民宿の手伝いといったユニークな就業訓練を体験できるのが大きな特徴だ。サポート校は専門学校などによる運営が主流で、NPO法人が開設するのは極めて異例という。
千葉友懇学園は長野県上田市に本部がある通信制高校「さくら国際高等学校」と提携。転入や編入も可能で、入学を希望する生徒は同学園の親子同伴面接と作文を経て、合格すれば両校に入学する。
同学園の最も特徴的な教育は、生徒に社会人として必要な常識などを身につけてもらうための職場体験。静岡県松崎町に西伊豆学習相談センターを開設し、地元の民宿や干物工場、ミカン農園などと提携。生徒は西伊豆の寮に任意の期間住み込み、民宿での接客やミカン園での農作業を体験できる。
干物工場では魚のさばき方などの実習を受けるほか、漁にも参加、自ら捕った魚を干物にして販売し、売り上げを受け取る。「魚を捕って、さばいて売るという一連の経済活動を実体験して、金銭感覚を養うのが狙い」(井内理事長)という。
また、週に1、2日は単位の取得を手伝う元中学教諭らが授業を行うほか、自己表現を豊かにするため演劇指導などの情操教育にも力を入れる。
サポート校は全国で増えつつあるが、単位取得のための学習支援に重点を置くところが多く、同学園のように職場体験などをカリキュラムに取り入れるのは珍しい。
井内理事長は「単位を取得して高卒資格を得るだけでなく、職場体験などを通して就業意識や規範意識を身につけてもらいたい」と話している。
問い合わせは同学園(電)043・301・8889。
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■サポート校 通信制高校に在籍する生徒に学習支援などを行う民間の教育施設。学校教育法に基づく「学校」には該当しない。教科以外の専門的技術の修得のため、音楽科や福祉科といった独自のコースを設けているところもある。