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【プレーバック談話室】(4)「4歳のプライド示す孫に涙」一定でない子児区分
堀谷エミ子さんが4歳になったばかりの初孫の桜介(おうすけ)ちゃんと一緒に訪れたテーマパークは、千葉県浦安市の「東京ディズニーランド」。4歳から有料対象となり、料金区分は4〜11歳▽12歳〜17歳▽18歳以上−で異なっている。
運営するオリエンタルランドでは「年齢区分は昭和58年のオープン当初から変更していない」(広報部)としている。
そもそも、子供料金の線引きはどうなっているのか。
JRや私鉄で現行のように原則として自由席の場合、6歳未満の子供が無料で、6歳以上〜12歳未満の児童が小児料金(大人料金の半額)の対象になったのは、昭和12年6月の「鉄道運輸規程」改正にさかのぼる。
当時、子供の有料を6歳以上に引き上げたのは、「未就学児は無料だと考える乗客が多く、6歳未満の無賃乗車を黙認せざるを得ない状況だったので、実態に即した改正だった」と国土交通省の担当者は事情を説明する。それまでの小児料金の対象は4歳以上〜12歳未満だった。
未就学児で有料となるものに、航空料金もある。国交省によると、国内線は原則的に3歳以上〜12歳未満を対象に小児運賃(大人料金の半額)を設けている。
銭湯の入浴料金の年齢区分は省令により、6歳未満▽6歳以上〜12歳未満▽12歳以上は大人扱い−という設定。厚生労働省によると、額は都道府県ごとに定められ、例えば、東京都の場合、原則として6歳未満の上限額は80円、6歳以上〜12歳未満は180円になっている。
■立派な孫の姿祝う
(主婦、堀谷エミ子=62)
初孫が3月半ばに4歳の誕生日を迎えた。元気な男の子だ。
ささやかな誕生会で、孫はケーキの4本のろうそくの火をにこにこしながら、誇らしげに吹き消した。
翌日は、テーマパークに行く約束だった。入場料は4歳から有料となる。親としては、1日違いで痛い出費だ。
母親である娘は、孫に「明日だけ3歳っていえる?」とさりげなく聞いた。
すると孫は目に涙をいっぱいためて「せっかく、4歳になったんだもの…。いっぱいお金をわたそうね」と答えたのだ。私も思わず涙ぐみ、「そうだよ、4歳だ」と思い切り抱きしめた。
翌日、テーマパークにつくと、娘は黙って入場券を買い、孫に「4歳になった子の切符だよ」と渡してやった。
孫は誕生会のときよりもっと誇らしげな顔をして、自動改札機に入場券を差し込んだ。
その姿をみて、私は思わず、心のなかで「立派な4歳おめでとう」と声をかけていた。
(大阪市浪速区=3月29日掲載)

