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【プレーバック談話室】(1)「高齢で働く店員は希望の星」息子の大きな励みに
「希望の星」と映ったその男性は、投書が掲載されてから半年近くも経過するが、今もそのコンビニで働いているのだろうか。栗屋さんに近況をうかがうと…。
「ええ、元気で働いていらっしゃいますよ」と栗屋さんの明るい声。
その男性と、すっかり顔なじみとなり、「○○さん、辞めないでずっといてくださいね」「まだまだ慣れていないけど、頑張りますよ」と、声を掛け合うまでに。
投稿で登場する「息子」とは、栗屋さんの長男(34)。車でコンビニの前を通り過ぎるときには車窓に顔をつけて「あっ、おじさんがいる」と、店内を気にするという。
この息子さんは、昼は栗屋さんの夫の会社の倉庫で商品整理。夜も、栗屋さんと一緒にパチンコ店の店内清掃のアルバイトをしている。
栗屋さんは「お父さんもお母さんも、(コンビニの)おじさんみたいに働くから、お前も頑張ろうね」というと、息子さんは「うれしそうにうなずく」そうだ。
この男性が勤務するコンビニの本部・広報(東京都千代田区)は、高齢者採用に理解を示し、「いいお話ですね。働くシルバーの方々にとっても、励みになるのでは」と話した。
■互いにがんばろう
(アルバイト、栗屋かねみ=57)
ときどき立ち寄るコンビニエンスストアに、70歳を超えているだろうと思われる男性が、店員として働いている。
さすがに俊敏な動きはできないので、レジが混雑しているときなど、少しイライラすることもあるが、丁寧な言葉づかいと気持ちのよい笑顔は、他の若い店員は決して及ばない。
何より、元気なうちはできるだけ働き続けたいと考えている私にとって「希望の星」に映る。
知的障害を持っている息子にも、その男性の働きぶりは伝わっているようで、「僕もおじさんのように一生懸命働くよ」と言ってくれる。いつも懸命に働いている男性の姿は、私と息子にとっての励みだ。
そして、このような高齢の人を雇用している店があることにも、感謝の念がわいてくる。
本当にありがとう。そして、お互いにがんばりましょう。
(兵庫県太子町=7月13日掲載)