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幼稚園→大学 全部私立なら2260万円 公立の2・6倍
このニュースのトピックス:大学教育
幼稚園から大学まですべて国公立の学校で学んだ場合の学習費の総額は約860万円なのに対し、全部私立だと約2260万円と2・6倍になることが20日、文部科学省の平成18年度「子どもの学習費調査」で分かった。今回初めて世帯の年収も調査、私立小学校に通わせる親の年収は1000万円以上が6割を占め、所得が高い層ほど教育にお金をかけている実態も浮かび上がった。
塾に通う公立中学生の割合は71・6%で、平成12年度の75・8%に比べ4・2ポイント下がっているが、塾への年間支出は24万6000円と3万2000円増加している。文科省は「積極的に塾にお金をかける親と全くかけない親の二極化が進んでいる」とみている。
塾や家庭教師にかかる費用の平均は、公立に通う場合は高校受験の準備をする中学3年時がピークで年間38万6000円。私立に通わす場合は中学受験の前の小学6年時が71万円で最も高くなる。年収でみると、年収1200万円以上で子供を私立小に通わす世帯の塾などへの支出は年間37万3000円と、年収400万円未満で公立小に通わす世帯の6万1000円の6倍超の費用をかけている。
経済アナリストの森永卓郎氏は「学校以外の勉強に多額の費用がかかるので、親の所得が高くないといい大学に入れない現実がある。最もお金がかかるのは高校生のころ。少子化対策に取り組むなら、中高生の親を支援すべきだ」としている。