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【学力低下、学級崩壊、悩む先生… 真犯人はこいつだ】(94)
このニュースのトピックス:言語・語学
■前面はシンプルに
子供は教室で前方を見て授業を受ける。
前方には黒板がある。黒板の上や横には空間がある。
この空間、黒板の使い方で教師の力量が分かる。
力量が高い教師の教室の前方はスッキリしている。シンプルなのである。力量の低い教師の教室は前方がゴタゴタしている。やたらいろいろなものが掲示されている。
掲示物の代表は「めあて」だ。「学校の教育目標」「クラスの目標」「生活目標」「保健目標」「掃除目標」なども張ってある。
さらに「読書の目あて」「今週の目標」などが出ている学校もある。それぞれ色画用紙などに印刷してあるのだ。
これだけ張り出してあると、いっぱいあって分からない状態になる。
黒板にベタベタ張っている人もいる。「新出漢字」やら「今週の調べ学習」「子供の名前の書いた磁石」やらが張ってあり、使えるスペースが半分もないことがある。
黒板は「子供に答えを書かせる」「それを添削して全体を指導する」などに使うものだ。
黒板がゴチャゴチャでは、書くスペースが少なく、余分なものに気がいってしまう。
教室に1割近くいる発達障害の子には、教室前面のガチャガチャは落ち着きを失わせる原因となる。さまざまな情報が飛び込んできてしまうからだ。教室前面はシンプルがよいのだ。
(TOSS(教育技術法則化運動)代表 向山洋一)