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「学校エコマイレージ」 京都市教委が来月スタート
環境問題への学校の優れた取り組みをポイントで評価し、翌年度に獲得ポイントに応じた予算を還元する全国初の事業が京都市で来月からスタートする。マイレージサービスをもじり、事業名は「みやこ学校エコマイレージ」。マスコミで紹介されれば約8500円分、全国レベルで表彰されれば約2万8000円分を学校に還元するほか、やる気を引き出すためにボーナス加算の仕組みも取り入れた。市教育委員会は「京都議定書発祥の地として、制度を根付かせたい」と意気込んでいる。
市教委によると、市立の小中高校などで行われている省エネや環境教育のための整備事業などが対象になる。1ポイント10円で換算し、獲得した学校の翌年度予算に配分されるという。
例えば、電気やガス、水道の使用量を前年度比で3%節約した標準的な規模の学校には449ポイントを付与。教材などの備品を別の学校と共有して無駄な備品購入を抑える市独自のシステムに沿って、単価6万円の顕微鏡を5台他校に貸し出すなどした学校には810ポイントが与えられる。継続年数に応じたボーナスポイントもあるという。
ユニークなのは外部の評価や反響が大きいほど高ポイントが狙える仕組みも取り入れた点。取り組みが全国規模の機関で表彰された場合は2860ポイントが、京都市各区の表彰では130ポイントがそれぞれ与えられるほか、新聞やテレビなどで全市や全国レベルで報道された場合は858ポイント、区レベルのコミュニティー紙などで取り上げられた場合は78ポイントを獲得できる。
市教委は年間約1000万円の予算を予定しており、今年4月からの各学校の取り組みについて、来月からポイント申請を受け付ける。
市教委調査課は「各学校が環境教育に取り組むモチベーションを高められればと思っている。花火のような一過性のものではなく、息の長い事業として成功させたい」と話している。