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修学旅行で田舎に泊まろう 観光地より生活体験 (1/2ページ)
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農山漁村の民家に宿泊して生活体験する修学旅行が、都会の学校を中心に広がっている。学校側は自然や住民と触れ合う教育効果に注目する一方、過疎地域が多い受け入れ側もビジネスチャンスと誘致に力を入れる。バスで観光地を巡る修学旅行のスタイルが変わりつつある。
財団法人日本修学旅行協会(東京)によると、農山漁村での体験型修学旅行が増え始めたのは4、5年前から。学校間の口コミで広まり、客室の面積要件の撤廃など政府の規制緩和策で農家が民宿を営みやすくなったことも、受け入れ増の背景だ。
沖縄本島からフェリーで約30分の沖縄県伊江村(伊江島)。平成18年度には島の人口の倍以上に当たる約1万2000人の修学旅行生が全国から訪れた。
村内で受け入れ先となる農家は計約110戸。サトウキビの収穫や紅芋掘り、ヤギの世話…。生徒は、4、5人ずつ分かれて宿泊し、各家庭の仕事を手伝いながら島の暮らしを体験する。
修学旅行を初めて誘致した15年度は340人だったが、受け入れ民家への講習会の開催など村ぐるみの取り組みの成果が表れ、食事も家族と一緒に作ったりする「お客さん扱い」しない接し方が好評という。
「島には高校がないから子ども部屋が空いている。旅行後も世話になった家族を訪ねて来る子も多い」と、伊江島観光協会の小浜豊光専務理事は交流活発化の手応えを話す。