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10〜15歳調査 「時間が欲しい」、ゆとりなく…

2007.11.4 00:48
このニュースのトピックス学校の現場レポート

 10代前半の子供たちは、塾や習い事で多忙ななか、友人関係を円滑にこなしながら、趣味を伸ばせる場を確保し、自分らしさを失わないようやりくりしている−。博報堂生活総合研究所が7月に首都圏の10〜15歳(小5〜中3)800人を対象に実施した子供の生活アンケートで、こんな現代の子供像が浮かび上がった。

 同研究所は平成9年にも同様のアンケートを行っており、当時と比べて顕著なのがゆとりのなさ。10年前は「時間の余裕がない」と答えた子供は30.6%だったが、今回は41.6%。「いま欲しいもの」では「時間」(35.5%)、「自由」(33%)が上位に入り、「もっと増やしたい時間」では「睡眠時間」が64.9%で1位になった。

 友人と遊ぶ時間も減っており、「放課後などに友人宅へ行く」は前回と比べ14ポイント減った。一方、「学校で確保している友人数」は66人と大幅に増加。「いじめをした経験」は23.3%と2割を超えており、「自分が被害者にならないよう広く浅く交際を保つ」傾向も垣間見える。

 こうした子供が自分らしさを発揮できるのが「習い事」や「スポーツ」の場。「いましたいこと」で最も伸び率が大きかったのが「時間制限なくスポーツをする(34.5%)」、「山のように読書(22.8%)」で、それぞれ約7ポイント増だった。「習い事は自分で決めた」は51%で、自主的に自分を磨こうとする姿勢がうかがえる。

 同研究所では「この世代は、少子化や教育改革、デジタル化など、環境激変が当たり前。その中で流されず、自分を保とうとする姿はクールで現実的」としている。

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