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【社会部オンデマンド】温水洗浄便座は清潔なのか? 過剰な不安には及ばずも… (3/3ページ)
この調査に、上副代表は「温水洗浄便座の開発初期も、『衛生上問題があるのではないか』との指摘があり、ノズルを流水で洗浄する技術が開発された。菌が検出されても騒ぐ必要はないが、メーカーには改善を促す契機になる」と話す。
一方、メーカーなどで作る温水洗浄便座協議会は、「これまで約4000万台が生産されているが、感染症などの健康被害は一件も報告されていない」と安全性を強調。「タンクに水が逆流することは構造上ありえず、タンク内で菌が繁殖する可能性は低い。研究ではノズルにもともと付着していた汚物から菌が検出されたのではないか」と疑問を呈した。
温水洗浄便座の代名詞といえる「ウォシュレット」を生産するTOTOも「開発段階のテストで大腸菌などが検出されたケースはない」と強調。一方で「温水洗浄便座には、水道水をタンクにためて温めて使う貯湯式と、使用時だけ温めて使う瞬間式がある。近年はタンクのない瞬間式が主流。貯湯式の場合、長期間使用しない際には水抜きするなどの対策を奨励している」と語った。
ことさら衛生面で不安を抱く必要はないが、少なくとも清潔好きの日本人には、温水ではなく冷水を浴びせた結果といえそうだ。(宮原啓彰)
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