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特措法の抜本的再検討を 水俣病救済で柳田邦男氏ら声明
与党と民主党が合意した水俣病未認定患者救済の特別措置法の修正案で、作家の柳田邦男さんらが3日、都内で記者会見し「被害者の恒久的な補償・救済の枠組みを放棄しており、抜本的な再検討を求める」とする緊急声明を発表した。
声明は小池百合子衆院議員が環境相時代に設置した私的諮問機関「水俣病問題懇談会」元委員の連名で、柳田さんもその一人。
補償費用捻出のため法案に盛り込まれた原因企業チッソの分社化について「加害企業の責任をあいまいにする」として条項の削除を要求。水俣病の全容はいまだ解明されておらず「広域にわたる被害の実態調査をした上で救済策を図るべきだ」としている。
胎児性患者らの通所施設「ほっとはうす」(熊本県水俣市)施設長の加藤タケ子さんは「胎児性患者が安心して60代以降を生きるためにも、きちっと責任を取れる加害企業が必要だ」と分社化に反対した。

