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【ゆうゆうLife】病と生きる 漫画家・西原理恵子さん(44) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
犯人は依存症という病気 家族は我慢せず逃げて
「毎日かあさん」などで人気の漫画家、西原理恵子さん(44)は、戦場カメラマンの夫、故鴨志田穣(かもしだ・ゆたか)氏=享年42=のアルコール依存症と向き合ってきた。結婚して半年で発症。数々の暴言に苦しめられてきたが、「後になって病気のせいだったと知り、彼を憎む気持ちが消えた」。同じように飲酒が原因で家庭崩壊に向かう家族に「性格の問題ではなく、アルコール依存症という病気なんだと気付いてほしい」と、メッセージを送り続けている。(文 清水麻子)
夫が亡くなり、3年が過ぎました。いろいろありました。でも今は夫に対し、いい思いしか残っていません。子供たちに聞いても「お父ちゃんは立派な人だった」と言っています。
夫はもともとやさしく、働き者。話が面白くて誰からも好かれる人でした。取材先のタイで出会って結婚し、2人の子供に恵まれました。でも、幸せな生活は半年しか続きませんでした。朝から晩まで酒を飲み、私に因縁をつけたり、いびってきたりするようになったのです。性格が変わったようでした。逃げ回り、夫が寝た明け方から漫画を描くという生活を6年間続けました。
夫はカメラマンや物書きとして最低限の仕事はしてましたが、稼いだお金は酒代に消えました。子供たちが大好きだったのに、触りもしなくなった。こんな家庭環境が、子供たちにいい影響を与えるわけがありません。平成15年に離婚届を出したとき、長男が2歳、長女は4カ月。私は彼に「勝手に死んでください」と言いました。本気で死んでほしいと思って別れました。
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