[PR]
ニュース: 生活 RSS feed
リウマチ最新治療 生物学的製剤に注目 回復に効果、少ない副作用 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:農林水産
新しいリウマチ治療薬として、生物学的製剤が注目されている。従来の治療薬では病気の進行を抑えることができず、「不治の病」ともいわれてきたリウマチだが、2、3年の投与でほぼ回復できる人もおり、副作用が少ないという。国内では平成15年に最初の薬が認可され、使用患者は増えている。(昌林龍一)
◆戻った握力
「手がこわばり、20年間、赤ん坊と同じくらいの握力だったが、生物学的製剤を使い始めてからは痛みもとれ、トラクターをまた運転できるようになった」
こう話すのは、56歳で関節リウマチを発症した茨城県行方(なめがた)市の農業、斉藤久四郎さん(78)。昨年7月から生物学的製剤治療を行う病院に転院したところ、急速な回復に驚いたという。
リウマチは、主に関節リウマチのことを指し、手やひざの関節が痛んで腫(は)れたり変形したりするのが特徴で、全身症状が出る。原因は、滑膜(かつまく)(関節を覆う関節包の裏側部分)に、正常な細胞を攻撃するサイトカイン(炎症や免疫にかかわる物質)「TNF−α」や「IL−6」が過剰発生して炎症を起こし、軟骨などが壊されるためだ。
厚生労働省によると、40歳以上の中高年に多く、31万人が通院し、このうち女性が8割を占める。非通院者も含めると、発症者は60万人近くと推定されている。



