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労災から浮かぶ過酷な労働者像 過度な残業、リストラ、パワハラ… (1/3ページ)
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過度な残業にリストラ、パワハラ、成果主義…。厚生労働省が8日発表した20年度の労災認定状況からは、強いストレスと過酷な条件下での勤務を強いられる労働者の実態が浮かび上がった。
「なんで気付いてあげられなかったのか…仕事なんて辞めても良かったのに」
静岡県の小松やゑ子さん(71)は今でも自らを責める。平成14年4月に長男、弘人さん=当時(41)=が、勤務先の自動車メーカー「スズキ」の本社ビルから飛び降りて自殺、労災認定を受けた。同年2月に部署が変わり、重要部署の課長代理に就任した矢先だった。
慣れない仕事に、のしかかる重圧。残業も月100時間を超えた。鬱(うつ)病を発症していたことも後に判明した。企業に対して起こした損害賠償訴訟も19年に和解した。
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