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【健康】小児医療で存在感増す専門職 「遊び」で病気の子供支援 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:癒やし・ペット
「遊び」を通して入院中の子供たちの不安を取り除き、積極的に治療に向き合えるように支援する「ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)」や「チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)」。日本では英米でそれぞれの資格を取得した計約25人が各地の病院で活躍しており、小児医療を支える新しい専門職として注目を集めている。(伐栗恵子)
◆おもちゃの効果
イギリスでHPSの国家資格化などに尽力したパメラ・バーンズさんを招いてのセミナーが今月15日から3日間、大阪で開かれ、医療関係者や教師ら約120人が参加した。
「遊び」の意味を探るワークショップ。バーンズさんはさまざまなおもちゃを手に取りながら、それをどのように用い、どういう効果が期待できるのかなどを具体的に説明していく。
たとえば、羽根をストローで吹く−。たったそれだけの行為で羽根の飛距離を競争する遊びに早変わり。小さな子供たちは夢中になって深呼吸をするといい、「これは理学療法士が行う肺の拡張の手助けになります」とバーンズさん。
ただし、10代の子供たちには通用しない遊びだ。「子供の年齢によって遊びのニーズは異なる。必要なときに必要なツールを用いることが大切」と指摘する。
参加者たちもおもちゃづくりに挑戦。ペットボトルの中に少量のお米を入れ、キャップを締めて振ると即席の「ガラガラ」に。折り紙やサインペンなどを使ってカラフルに飾り付ければ、味わいのある手作りおもちゃ。この特製ガラガラを伴奏に歌を歌えば、処置中の子供の気を紛らわせることができる。
注射を嫌がる子供には、人形などを用いて前もって注射時の様子を説明し、不安を取り除いて治療に立ち向かえるように働きかける方法も有効だ。
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